キトカゼリバーシブルカシミアニット

 

写真や動画を撮っていたのですが無くしてしまい残念!

大きい紙に絵を描いて、デザイン画を添えてあがってきた、確認の編み地からのスタートでした。

もっとこうしたいと思い、編み地をコピーして書き込みました。

一番最初に取り掛かったのがこのニットです。もう何ヶ月かけてやりとりしているんだろう?というくらい、よりイメージ近づけるために何度も試作をしました。今でも最終希望を伝えているくらいで。嫌な顔を全くせず理解してくださって、希望に近づけてくださる担当の方に本当には本当に感謝感謝・・・

工場さんも、このような大作はなかなかないようで、かなり力を入れてくださったようです。今もすぐに飛んで打ち合わせに行きたいのですが、新潟なのでなかなか行くことは難しく、しかも今はとても忙しい時期。邪魔にならないようにしないと!

ものづくりは会って話していくと良いものが出来上がってきます。現場の実際の問題や可能性などを話していると、そこからじゃあこうしてもよいかも!?とか、目指しているものが伝わります。そうして製品が生まれてきます。

 

クレヨンで描いて、柄の修正を伝えました。

どうしても、カシミア素材で作りたかったのです。

私が持っているカシミア素材のニットは、もう20年くらい着ているけれども毛玉にならず、暖かくて軽くて肌触りが良くて。なかなかカシミアの素材を使用できる機会がなかったので、自身でその機会をつくりました。(笑)

しかし、オールカシミアだとなんだかしっくりこないのです。少しカジュアルに目に持っていかないと、どうも落ち着き過ぎてしまい、やはり元気さが欲しく、あえて全く真逆のスポーティーなポリエステル素材と、別珍のような素材のモール糸を混ぜて、異素材で遊びました。

カシミアは、大事に扱えば一生ものです。長く着れるニットがつくれてとても嬉しいです♡